中国公安部交通管理局の指導の下、モバイル地図アプリ・高徳地図は北京市交通管理局や天津市公安交通管理局、上海市公安局交通警察総隊など、約50の政府管理当局と共同で、「2017年春節(旧正月、今年は1月28日)の渋滞予測報告」を発表した。新華社が報じた。
渋滞予測:Uターンラッシュピークは2月2日
予測によると、春節期間中のUターンラッシュのピークはお正月6日目に当たる2月2日で、高速道路が大渋滞すると予測されている。
報告の予測では、帰省ラッシュは今月19日から23日で、うち20日にピークを迎えると予測されている。普段の平日より渋滞が激しく、24日以降少しずつ緩和し、大晦日に当たる27日と春節当日の28日に渋滞が最も収まると予測されている。新年のあいさつ回りや親戚、友人周り、Uターンラッシュなどの影響で、中国全土の高速道路は2月1日から3日(出勤開始日)も渋滞が予測される。Uターンラッシュのピークは2日で、4日以降は普段の平日と同じ渋滞の程度に少しずつ戻ると予測されている。
具体的な渋滞の時間帯について、高徳地図は、1月29日の午前10-11時、2月1、2日の午後4-5時、2月2日の夜間に高速道路の渋滞がピークを迎えると予測している。
地域別の予測:北京・天津・河北省、成都・重慶が最も渋滞
高徳地図は、15年と16年の春節期間中の中国全土の高速道路の渋滞状況や渋滞が深刻な程度になった回数などのデータを基に、17年の春運(旧正月の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)期間中の中国全土の高速道路渋滞発生率マップをまとめている。同マップによると、北京・天津・河北省、長江デルタ、珠江デルタ、成都・重慶、及びその周辺都市の高速道路が最も渋滞しやすい。
予測によると、春運期間中、高速道路は国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせた7連休の期間ほどは渋滞しない。それは、春節期間は、帰省・Uターンが分散化することや休暇の長さが企業や会社によって異なることと関係している。しかし、一部の大型・中型都市、及びその周辺の高速道路では渋滞が発生し、ノロノロ運転になりやすいため、出かける際は実際の道路情報に注意し、渋滞している区間を避けるようにしたほうがいい。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年1月20日
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