女優・舒淇(スー・チー)や俳優の王千源(ワン・チエンユエン)、張孝全(ジョセフ・チャン)が主演を務めるファンタスティックコメディ映画「健忘村(The Village Of No Return)」が春節(旧正月、今年は1月28日)前日の大晦日に当たる27日夜8時に封切られることが明らかになった。このほど公開されたポスターを見ると、舒淇や王千源らは、中国の門番の役目をする神・門神に扮しており、お正月ムード満載だ。また、その手にはお年玉袋があり、「年夜飯(大晦日に家族で食べる年越し料理)を食べたら、家族みんなで映画館に行こう」というメッセージが込められている。今年の大晦日の夜は、「春晩」(春節を祝う中国の国民的年越し番組で、日本の紅白歌合戦に相当)以外に、「健忘村」を見るという新たな選択肢が増えた。新華網が報じた。
中国の60都市で既に、「健忘村」の先行上映イベントが開催されており、多くの人から「おもしろい」、「新鮮」などの声が上がっており、好評を博している。見所は、ミステリアスな王千源が引き起こす一連のトラブルや、舒淇演じる農村にすむ美女・秋蓉を男性3人が追いかけるストーリー、ミステリアスな盗賊が結成するアカペラ軍団などで、笑いを誘うハプニングが村の中で次々に起こり、期待が高まる作品となっている。
同映画で描かれている「舒淇の逆襲」は、ネットユーザーの間で「理想の女性像」と話題になっている。遭遇するさまざまなハプニングが、彼女が演じる・秋蓉をさまざまな面で成長させ、純粋で無知な村の女性から、最終的には「村の長」にまでのし上がる。多くの女性は同映画鑑賞後、「共感を覚えた」とし、「普通の田舎の女性から、凛とした女王へと成長し、スカッとした気分になれた」、「新年は恋愛でも仕事でも、彼女のように逆襲しなければ!」などの声を上げている。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年1月24日
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