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中国語を話す子供は音楽が得意 米国最新研究

人民網日本語版 2017年01月24日14:13

米国の研究員はこのほど、現代標準中国語・普通話を話す子供は音楽が得意である傾向があることを発見した。研究結果は、米国の科学雑誌の最新号に掲載された。新華社が報じた。

カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究者は、中国語を話す子供と英語を話す子供180人を対象に、音質と音程のテストを行った。すると、音質の能力は同等だったものの、音程の面では、普通話を話す子供のほうが、英語を話す子供より能力が明らかに優れていた。

米科学系情報サイト「Science Daily」が18日付で伝えた研究者の分析によると、「普通話は声調言語に属し、同じ言語音でも、声調の長さや高さの違いで、意味も異なる。普通話を話す子供は言語の声調を聞き分けることができ、音の高さの微妙な変化を識別することに長けている。言語も音楽も音の高さの変化があり、音の高さの変化を聞き分ける必要のある中国語を話す子供は、音楽の音の高さを感知する点で優位性を誇る」。

声調言語の多くは東アジアや南米、アフリカの一部に分布し、タイ語、ヨルバ語、コサ語などがそれに属する。

ただ、研究者は、「普通話を話す子供みんながピアニストになれる訳ではない」と付け加えている。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年1月24日

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