財政部(財務省)が23日に発表した最新のデータによると、2016年の財政収入は15兆9552億元(1元は約16.5円)に上り、前年比4.5%増加したが、増加率は年々続く縮小傾向から脱却できなかった。
データをみると、16年1~12月の累計では、全国の一般公共予算の収入が15兆9552億元で同4.5%増加し、このうち中央政府の一般公共予算の収入が7兆2357億元で同4.7%増加し、地方政府の一般公共予算の収入が8兆7195億元で同4.2%増加した。また全国の一般公共予算の収入のうち、税収が13兆354億元で同4.3%増加、税金以外の収入が2兆9198億元で同5%増加だった。
主な収入項目は、国内の増値税(付加価値税)が4兆712億元で同30.9%増加、国内の消費税が1兆217億元で同3.1%減少、企業の所得税が2兆8850億元で同6.3%増加、個人の所得税が1兆89億元で同17.1%増加となっている。
支出の状況をみると、全国の一般公共予算の支出は18兆7841億元で同6.4%増加した。主な支出項目は、教育関連支出が2兆8056億元で同6.8%増加、科学技術関連支出が6568億元で同12%増加、文化・スポーツ・メディア関連支出が3165億元で同2.9%増加、社会保障・雇用支援関連支出が2兆1548億元で同13.3%増加、医療衛生・計画出産関連支出が1兆3154億元で同10%増加、住宅保障関連支出が6682億元で同4.3%増加だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年1月24日
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