年の瀬が近づく浙江省杭州市では、人々が家族や友人への贈り物として、ちまきの需要が高まっている。同市潮王路に店を構える1軒のちまき店では、清楚な顔立ちの1人の女性がちまきを包んでいた。店の前を通る人々は皆、思わず立ち止まり、店内の様子を伺っていた。
彼女の名は、朱柳青さん。このちまき店を開店させたオーナーだ。白く透き通るような肌と清楚な顔立ちから「ちまき西施(西施は中国古代四大美女の一人)」と呼ばれている。しかし開店当初は、年齢が若いこともあって、顧客の信頼をなかなか勝ち取ることができず、経営も苦しかったのだという。経験を積んで行くうちに、朱さんの腕は格段に上がり、今では20秒ほどでちまきを1つ包むことができ、彼女一人で1日千個以上のちまきを生産できるほどになっている。朱さんは伝統的な方法でちまきを包むほか、良質の素材と代々受け継いだレシピで作られたちまきは新鮮でおいしく、顧客の間で好評を博している。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年1月25日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn