青島海洋科学・技術国家実験室は2015年10月の正式な稼働開始以来、「透明海洋計画」南中国海――西太平洋水中ブイ観測網の建設など、10大主要科学研究成果を手にし、国家実験室建設のモデルになったと発表した。科技日報が伝えた。
中国科学院院士、同実験室長の呉立新氏によると、輝かしい10大主要科学研究成果のうち、「透明西太平洋認識システム」に重大な進展があった。同実験室の科学研究者は中緯度西太平洋で初めて、海洋中型渦と大気の相互作用が西岸境界流に対して重要な影響を発揮していることを指摘し、中型渦が西岸境界流の動力メカニズムに影響を及ぼすことを説明した。さらに西岸境界流の動力メカニズムの研究に新たな発想をもたらし、気候モデルの西岸境界流の正確なシミュレートに理論的根拠を提供した。他にも海洋数値モデルの大規模で効果的な並列計算技術に、重大な進展があった。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年1月26日
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