「こんにちは。融ちゃんです。初めまして。よろしくお願いします」。これは一見普通のあいさつのようだが、実は人工知能(AI)を搭載したロボットがしゃべっている言葉だ。酉年の春節(旧正月、今年は1月28日)が間近に迫り、人民日報は「微博」(ウェイボー)、「微信」(WeChat)、顧客側端末、人民網などの各種プラットフォームを通じて、AIロボットとネットユーザーの双方向交流イベントを初めて打ちだし、全国の人々と年越しについての会話などを楽しんだ。
ユーザーが音声でメッセージを打ち込むと、AIロボットは意味を分析し、適切な受け答えをし、ふさわしい表情まで作る。双方向のやりとりでは、年越しの話題だけでなく、日常のあいさつ、申年に話題になった事件、新年の展望などさまざまな話題で会話が弾んだ。
関連部門の責任者は「ロボットの融ちゃんは人民日報社が推進するメディアの融合発展改革における人工知能分野での新たな試みだ。今はまだ研究開発の初期段階にあるが、今後はバックエンド技術、相互連動などの分野で最適化とバージョンアップを続け、シリーズ製品を打ち出していく予定」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年1月27日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn