中国人観光客を乗せた船がマレーシアで行方不明、習近平総書記が重要指示

今月28日午後9時頃、中国人観光客28人を乗せた客船がマレーシア・サバ州ムンガルム島付近の海域で消息を絶ち、現在、現地の海軍と警察による合同捜査チームが緊急捜索救援活動を展開している。新華社が伝えた。

習近平中共中央総書記（国家主席、中央軍事委員会主席）は消息を受けてただちに重要指示を出し、外交部（外務省）と在マレーシア中国大使館に現地関連部門との連絡を強化し、協力を拡大し、全力で捜索救援活動に当たるよう指示した。交通輸送部（省）や国家観光局などの関連部門もただちに緊急マニュアルを発動し、マレーシアの救援活動が迅速に行われるよう協力するとしている。

習総書記は、「今は新春の佳き時節にあたり、親族や友人を訪れる人や、外に出かけたり旅行したりする人が多く、各地域の各関連部門は安全管理をさらに強化し、人々が穏やかで幸福な新春を過ごせるよう確保しなければならない」と強調した。（編集KS）

「人民網日本語版」2017年1月30日