2016年は、世界のぜいたく品ブランドがマーケティングのデジタル化を急速に発展させた年となり、多くのぜいたく品ブランドがさまざまな分野、特にeサービスの分野で大胆な試みを行った。中国のぜいたく品研究機構「財富品質研究院」が1月10日に上海で発表した「ぜいたく品ブランド世界デジタル化報告」は、デジタル化の分野におけるぜいたく品ブランドの「成績」を示している。北京商報が報じた。
同研究院が1000万元(約1億6500万円)以上の資産を有する中国の富裕層3726人を対象に実施した調査・研究によると、ぜいたく品の消費者の主力である富裕層の人がモバイルアプリ利用時間は一般の人の1.7倍で、ビジネス関連やSNSのアプリがメインであるものの、ショッピングやライフスタイル、学習などのアプリも増加していることが明らかになった。富裕層の人々は時間が貴重であるため、オンラインショッピングや予約サービスなどに対してよりはっきりとしたニーズを持っていることも分かった。
同研究院のぜいたく品ブランドのマーケティング・デジタル化指数によると、各ブランドのマーケティング・デジタル化の程度は、その市場における影響力と基本的にマッチしており、同分野においても大手ブランドが「勝ち組」となっている。 (編集KN)
「人民網日本語版」2017年2月3日
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