微信(Wechat)が3日に発表した春節(旧正月、今年は1月28日)期間のデータ報告によると、大晦日だった1月27日から2月1日の5日間、微信の電子決済を使ってお年玉を配るサービス「微信紅包(お年玉)」が前年同期比43.3%増の計460億件送受信された。中国の都市別で見ると、「微信紅包」の送受信が最も多かった都市は北京で、送信数は2億8000万件、受信数は10億件だった。このほか春節の7連休を利用した海外旅行で人気を集めた目的地は香港地区や台湾地区、米国で、電子決済など現金を使用しない決済の利用が最も多かったのは韓国だった。北京日報が報じた。
統計によると、1月27日から2月1日までの間に微信で送受信された紅包は前年同期比43.3%増の計460億件。うち、広東省から湖南省への送信が最多で、以下、湖南省から広東省へ、広東省から広西チワン族自治区へ、広西チワン族自治区から広東省へ、北京から河北省へとなっている。
省別に見ると、紅包の送受信が最も多かったのは広東省で58億4000万件。以下、江蘇省、山東省、河北省、浙江省と続く。一方、都市別に見ると、トップ5は北京、深セン、広州、上海、重慶と続いた。
また年齢別では、同じ年齢層同士で紅包を活発に送受信しており、うち、「80後」(1980年代生まれ)、「90後」(90年代生まれ)が主力となっている。さらに統計によると、1月27日から2月1日に、微信のユーザーが送信したスタンプは160億回で、うち最も人気だったのは、酉(とり)年の幸運を祈るスタンプだった。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年2月4日
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