中国海軍第25次護衛艦隊は連日護衛任務と結びつけ、アデン湾、ソマリア海域の海賊活動の新たな特徴を注視し、某新型ヘリコプターの実戦条件下の昼夜をまたぐ突撃訓練を行い、遠洋での新装備の総合作戦機能と複雑な環境下での任務遂行能力を検証し、高めた。中国新聞社が伝えた。
今回参加したヘリはいずれも中国が独自設計・製造したもので、柔軟な機動性能を備え、離着艦が速やかかつ容易で、火力攻撃が敏捷という特徴がある。目標の確認・駆逐命令を受けると、「衡陽」の艦載ヘリは迅速に離艦した。轟音と共に、ヘリは特殊部隊員数人を載せて目標海域へ速やかに飛立った。
「疑わしき目標を発見、方位200、距離5カイリ」。報告すると同時に、ヘリは安全な飛行高度を保って目標に高速で接近した。「衡陽」を目標のロックオンに誘導すると同時に、特殊部隊員は直ちに警告射撃を行い、目標を駆逐した。訓練現場では新型ヘリが速やかに離着艦し、高速で海上を飛び、低空でホバリングし、新型ヘリの性能と機能が十分に検証された。
第25次護衛艦隊の趙紀成指揮官によると、訓練を通じて、新装備の戦術性能を十分に検証すると同時に、複雑な環境下でのパイロットの心理的資質と飛行技術も最大限検証し、遠洋での任務遂行の能力が高められた。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年2月6日
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