王毅外交部長(外相)は7日にキャンベラでオーストラリアのビショップ外相と第4回中豪外交・戦略対話を行った。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。
王部長は「中豪関係は全体的に健全で安定した発展を維持している。両国間の自由貿易協定は良い実施効果を挙げ、中豪関係の包括性、戦略性、実務性は高まり続けている。中豪の国交樹立から今年で45年になる。双方はこれを契機に、経験を総括し、未来を計画し、引き続き相互信頼と互恵の原則に基づき、全方位的協力を拡大し続け、包括的・戦略的パートナーシップを充実させ、その水準を高めるべきだ。双方は今年のハイレベル往来をしっかりと準備し、『自由貿易繁栄』の新時代を築くべく努力し、両国の経済貿易協力のより多元的、より持続可能な方向への構造転換と高度化を推進するべきだ。双方は発展戦略の連結を推進し、国際生産能力協力を強化し、革新によって協力水準を高めるべきだ。『中豪観光年』関連行事を成功させ、人・文化・地方の交流を拡大するべきだ」と表明。
ビショップ外相は「豪中関係は良好で緊密かつ力強い。経済・貿易、政治、人・文化面の双方の交流や協力は広範で深い。中国はオーストラリアにとって最も重要な貿易パートナーだ。オーストラリア側は対中関係の発展を非常に重視している。中国側と今年のハイレベル往来の準備をしっかりと行い、経済・貿易、革新、生産能力、エネルギー、人・文化分野の協力を拡大、深化し、オーストラリアの『北部大開発』計画と『一帯一路』(the belt and road)建設の連結を加速し、豪中包括的・戦略的パートナーシップを新たな水準へと高めることを期待している」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」」2017年2月8日
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