在マレーシア・コタキナバル中国総領事館は6日、サバ州ムンガルム島付近の海域で4日に発見された遺体は、1月28日に発生した観光船沈没事故で行方不明になっていた中国人女性と確認したと明らかにした。新華網が報じた。
サバ州警察の責任者・ラムリー氏は、「DNA鑑定により同女性の身元が確認された。この鑑定結果を犠牲者の家族に伝えているところ」とした。
女性の遺体は、船が沈没した場所から約13キロ離れた所で発見された。これで、同事故で犠牲になった中国人観光客は計4人となった。その他、中国人観光客4人と船員1人が依然として行方不明となっている。
マレーシア側が捜索を始めて、6日で既に10日目に入った。マレーシアの海上法令執行庁のアダム・アジジ氏は同日、「捜索は今後も展開し続ける。今日の捜索範囲は、約3700キロ平方メートル」としている。
1月28日、中国人観光客約20人を乗せた観光船が、サバ州の沖合で沈没する事故が発生し、マレーシア側はすぐに捜索を展開している。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年2月8日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn