「氷の都市」の誉れ高い黒竜江省哈爾濱(ハルビン)市。同市の松花江の凍った川面で7日、シンガポールや台湾地区から訪れた観光客たちが風の力を利用したアイスヨットに乗り、縦横無尽にそのスピードを楽しんでいた。操縦は左手で舵を取り、右手で帆をコントロールする。風力や帆の角度によって、アイスヨットは氷上を疾走し、観光客たちはそのスピードとスリルを思う存分味わうことができる。
ハルビンでは中国で最も早くからアイスヨットのイベントが行われており、その歴史は1950年代にまで遡ることができる。その当時、同市は旧ソ連のグラフ誌の写真を参考に研究と改善を重ねて、ヨットとソリを融合させたアイスヨットを開発した。アイスヨットは、風速8.0-13.8メートルの風の力を利用し、最大6-10人を乗せて、平らな氷上を最高時速50キロで走行することができる。 (編集YK)
「人民網日本語版」2017年2月9日
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