旧暦1月1日(1月28日)から始まった春節連休期間には「西遊・伏妖篇」「カンフーヨガ」「乗風破浪」などの国産映画が公開されたが、海外映画「トリプルX 再起動」の公開により、映画市場の局面についに変化が生じた。ヴィン・ディーゼル、サミュエル・L・ジャクソン、甄子丹(ドニー・イェン)という出演陣とスパイアクションというテーマは、中国人客の好みに合うようで、公開3日目で興行収入が4億元(約66億円)以上に達した。人民網が伝えた。
「トリプルX」の第一作は、2002年に公開されるやいなや大好評を博し、全世界で3億ドル弱の興行収入を叩き出した。ヴィン・ディーゼルは2017年になんと15年ぶりにファンの前に姿をみせることとなった。プロデューサーも務めた彼は、3作目に向け国際色豊かなキャストを集め、「ハリウッドだけではなく、全世界で映画に適した俳優を探そうとした。甄子丹と呉亦凡(クリス・ウー)の加入は、本シリーズの中国市場での興行収入に対して、重要な力を発揮するだろう」と述べている。
ヴィン・ディーゼルは初めて共演した2人の中国人俳優を絶賛し、撮影を通じて甄子丹と親友になったと明かし、「彼はプロとしての精神を持ち、すべてのカットで私と同じく最高を求めた」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年2月13日
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