国連社会開発委員会第55回会議は10日、「アフリカ開発のための新パートナーシップ(NEPAD)の社会的側面」に関する決議を一致して採決し、「人類運命共同体の構築」の理念が初めて国連決議に盛り込まれた。人民日報が伝えた。
この日、国連は同決議を通じて国際社会に対し、協力によるウィンウィンと人類運命共同体構築の精神に基づき、アフリカ経済と社会の発展に対するサポートを強化することを呼びかけた。同時に同決議はアフリカにおける経済協力を更に進めていくことを歓迎・促進し、「一帯一路」(the belt and road)の提唱等、同地域における相互接続の方策を推し進めるとしている。
習近平国家主席は今年1月18日、ジュネーブのパレ・デ・ナシオンでハイレベル会議「共に協議して人類運命共同体を共に築く」に出席して基調演説を行い、人類運命共同体の理念を深く、全面的に、系統立てて明らかにした。国連決議に「人類運命共同体の構築」が盛り込まれたことは、同理念が国連加盟国に広く受け入れられ、中国がグローバル・ガバナンスにおいて多大な貢献を行ったことを体現している。(編集TG)
「人民網日本語版」2017年2月13日
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