中国国家統計局が14日に公表した統計によると、1月、中国の消費者物価指数(CPI)は前年同期比2.5%上昇し、上昇幅は前月比で0.4ポイント加速した。前月比では、CPIは1.0%上昇し、上昇幅は前月比で0.8ポイント加速した。経済日報が報じた。
1月のCPIの上昇への影響度を見ると、昨年価格を上昇させた要素の影響が約1.5ポイント、新たな要素の影響が約1.0ポイントとなっている。食料品やエネルギーを除くコアCPIは前年同期比2.2%上昇し、増加幅は前月比で0.3ポイント加速した。上昇幅が2%以上となるのは14年2月以来、約3年ぶり。これは、中国の経済は回復に向かっていることを示している。
1月の生産者物価指数(PPI)も前年同期比6.9%上昇し、上昇幅は前月比で1.4ポイント加速。11年9月以来の高い伸びとなった。前月比では、1月のPPIは0.8%上昇し、増加幅は前月比で0.8ポイント縮小した。
全体的に見て、17年の中国の物価は変動の波が小さく、基本的に安定し、インフレ圧力は小さくなると見られている。 (編集KN)
「人民網日本語版」2017年2月15日
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