アラブ首長国連邦ドバイ交通局は13日、ドバイが今年7月に人を乗せる自動飛行ドローンの使用を許可する、世界初の都市になると発表した。採用された機種は中国製の「億航184」だ。新華社が伝えた。
この機種の名前「184」は、乗客1人、8ローター、4アームを意味する。ドバイ交通局は12-14日に開催された第5回世界政府サミットで同機を展示し、多くの見学者を集め、メディアから注目された。「中国のテスラ」とも呼ばれている。
ドバイ交通局が発注した同機は電力のみの駆動となり、卵型の機体の高さは1.5メートル、重さは約200キロ、航続能力は30分もしくは50キロほどで、体重約117キロまでの乗客を運ぶことができる。乗客以外にも小さなトランクを積むことができる。乗客は搭乗後、スマートパネルで目的地を設定し、地上指揮センターが4Gネットワークで同機を遠隔操作し、目的地まで送り届ける。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年2月15日
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