オーストラリアのレストラン・フードサービス協会ヴァイス・エグゼクティブ・オフィサーを務めるSully Neville氏は、「オーストラリアを訪れる中国人観光客は年々増加しており、この絶好のビジネスチャンスを逃すまいと、中国語のメニューを出すレストラン・コーヒーショップ・ワイナリーが増え続けている」と話した。新華社が伝えた。
オーストラリア統計局が14日に発表した、オーストラリアを訪れる外国人観光客の最新統計データによると、2016年にオーストラリアを訪れた中国人観光客は延べ120万人と、過去最高を記録した。
Neville氏は、中国人観光客に関して、次の通りコメントした。
「オーストラリアは、多くの中国人観光客が第一選択肢とする海外観光目的地となった。中国語のメニューを扱うレストランが増加の一途を辿っていることから、オーストラリア観光業に対する中国人観光客の影響力の大きさがうかがえる。このような対応は、オーストラリアがより多くの中国人観光客を誘致し、中国人観光客による海外消費シェアをさらに拡大する上で効果的に働くであろう」。
「オーストラリア国内の一部のレストランでは、中国語メニューを提供する以外に、従業員が異国文化の風習を理解できるように研修を実施し、中国人観光客がレストランで食事をするにあたり、より良い環境を整えるよう力を尽くしている。より多くのレストラン、特に観光名所にあるレストランが、中国人観光客にとってメリットとなる様々な措置を今後も増やしてくれるよう期待している」。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年2月17日
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