インドネシア中央統計庁が16日に発表した統計データによると、2016年にインドネシアを訪れた中国人観光客は、前年比13.96%増の延べ142万9千人に達し、中国はインドネシアにとって最大の観光客源国となった。新華社が報じた。
統計データによると、インドネシアを訪れた中国人観光客は、3年連続延べ100万人を上回り、年平均増加率は10%以上。
2016年、インドネシアを訪れた外国人観光客の総数は延べ1151万9千人、前年比10.69%増となった。観光客源国トップ5は順に、中国、シンガポール、オーストラリア、マレーシア、日本だった。
インドネシア共和国文化観光省のPittana次官は同日、新華社の取材に対し、「2016年、中国人観光客によるインドネシア国内での一人当たり消費額は1100ドル(約12万円)、平均滞在日数は6日をそれぞれ上回り、数年前に比べ大きく伸びた」とコメントした。
Pittana次官は、「より多くの中国人観光客を誘致するため、今後は、両国の各都市を結ぶ直行便の就航を増やすほか、中国国内でのPR活動に力を入れ、中国観光業への協力を強化していく方針だ」と続けた。
観光業は、インドネシアの「五大優先発展支柱産業」の一つ。中国・インドネシアの両国関係が数年前から緊密化するにともない、インドネシアを訪れる中国人観光客は年々増え続けている。インドネシア文化・観光省は、今年、延べ200万人の中国人観光客を誘致するという目標を掲げている。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年2月17日
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