深セン東部の海辺で、ドローンが重さ3キロの貨物を乗せ、海を越えた直線距離にして約12キロ先にある離島に着陸し、その飛行距離が14.3キロに達する訓練実験をこのほど行った。新華社が伝えた。
今回の「飛行訓練」を担当したのは、深セン智航無人機有限公司が開発したドローン「V330」だ。V330はティルトローター機で、ローターと固定翼があり、複数のローターを動かすことで離着陸できる。また固定翼モデルによる巡航・飛行も可能だ。同機のローターは垂直から水平に、もしくは水平から垂直に切り替えることができ、複数のローターを用いる場合も固定翼モデルで飛行する際も、同じ動力システムを共用する。これにより2つの飛行モデルのそれぞれ重い設備を搭載する必要がなくなり、その輸送・飛行効率が損なわれる問題を解消した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年2月20日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn