重慶市婦幼保健院が発表した情報によると、中国西部地区初の単一遺伝子疾患PGD試験管ベイビーが18日に誕生した。出生時の体重は3950グラムで、五体満足。これは中国西部地区の試験管ベイビー技術の向上を意味し、胚の選択により遺伝子疾患の遺伝を防ぐことが可能になったことを意味する。新華社が伝えた。
重慶市婦幼保健院遺伝・生殖研究所の劉東雲・副主任医師によると、この試験管ベイビーの父親は2015年末、マルファン症候群の患者と診断された。マルファン症候群の遺伝を防ぐため、夫婦は2016年年初に重慶市婦幼保健院を訪れた。
劉氏によると、医師は当時夫婦の体から6つの胚を取り出し、この胚と双方の両親の遺伝的連鎖を分析した。さらに病原遺伝子のシーケンシングを行い、最後に正常な2つの胚を確定した。妊娠4ヶ月の段階で、医師は再度出産前の検査を行い、子供がマルファン症候群の病原遺伝子を持たないことを確認した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年2月22日
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