中国では小学生の子供を親や祖父母が送り迎えするというのが一般的であるものの、下校の時間に合わせて迎えに行くのが難しいという保護者も多い。そんな中、江蘇省の省都である南京の小学校では今年の春の新学期から「フレックスタイム下校」という新しい制度を導入し、多くの保護者の間で好評を博している。また、南京のある社区(コミュニティ)のサービスセンターが無料で子供の世話をしてくれる簡易施設「学童保育所」を設置し、放課後に親が迎えに行くのが難しい家庭の子供を一時的に預かっている。
「学童保育所」は、大学生が授業の余暇を利用して展開しており、毎週、約30人のボランティアがここにやって来て、小学生たちと交流したり、勉強の心得を教えたりしている。また、子供たちと楽しく触れ合ったり、遊んだりするバラエティに富んだ活動も行っている。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年2月23日
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