2階建てEV路線バス、北京で運行開始

北京二環路の本道を走る「44路外環」路線でこのほど2階建てEV路線バス22台が運行を開始した。北京市の一般バス路線で、2階建てEV路線バスが使用されるのはこれが初めてだ。北京日報が伝えた。

北京公交集団電車分公司の責任者によると、このバスは従来のバスに冷暖房、路線図ディスプレイ、スマートキーシステムなどの技術を追加しており、ディーゼルエンジンの代わりに永久磁石同期電動機を用いている。すべての車両にナノ高効率多元リチウムイオン電池が25個搭載されており、クイック充電方式を採用。同責任者によると、1度の充電にかかる時間はわずか20分で、航続距離は「44路外環」路線の運行ニーズを完全に満たせるという。バッテリーと装置の合理的な配置により、冠水した道路でも水深25センチまで通行できる。（編集YF）

「人民網日本語版」2017年2月27日