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第13次五カ年計画期間の交通輸送投資 15兆元に

人民網日本語版 2017年02月28日14:08

交通運輸部(省)の李小鵬部長は27日に国務院新聞弁公室で行われた交通輸送による供給側構造改革推進についての発表会で、「第13次五カ年計画の期間に、中国の交通輸送投資の規模は15兆元(1元は約16.4円)に達し、そのうち鉄道には3兆5千億元、道路には7兆8千億元が投入される見込み」と述べた。新華社が伝えた。

同部と国家発展改革委員会が共同で制定した「第13次五カ年計画期間の現代型総合交通輸送システム発展計画」が、すでに国務院の批准を受けて下達された。同計画は第13次五カ年計画の国民経済・社会発展計画綱要の中の国家レベル重点特定計画22件のうちの1つとして、2020年をめどに安全、便利、高効率、グリーンな現代型総合輸送交通システムを基本的に構築し、一部の地域と分野では率先して交通輸送の現代化を基本的に実現させることを明確に打ち出している。

同計画に基づき、第13次五カ年計画期間の実施によって、鉄道の営業距離数は約3万キロメートル増加し、このうち高速鉄道が1万1千キロメートルだった。道路は約32万キロメートル増加し、うち高速道路は約3万キロメートルだった。1万トン級以上の船舶に対応できる埠頭のバース数は300を超え、民用空港は50ヶ所以上増加した。

李部長は、「現在、中国の交通インフラの発展は構造的な矛盾が非常に目立つ。物流産業の発展はバランスを欠き、物流コストはさらに抑制または引き下げが必要だ。政府のサービスも、交通サービスも、向上が待たれる。中央政府の要求をふまえ、交通輸送の供給側構造改革を推進する必要がある」と述べた。

また李部長は、「第13次五カ年計画期間の投資が交通輸送の供給側構造改革の推進にサービスを提供するための重点は3つある。1つ目はコスト引き下げ、2つ目はインフラの短所を補うこと、3つ目はサービスの短所を補うことだ」と指摘した。

同部の大まかな統計によると、2016年には中国の道路および水路が365億元のコスト削減を達成ており、17年は引き続いて400億~500億元の物流コスト削減を目指すという。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年2月28日

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