国家国防科技工業局と中国気象局は27日、中国新型静止軌道気象衛星「風雲4号」が入手した第1陣となる画像とデータを発表した。世界初の静止軌道大気高スペクトル画像のほか、中国が初めて入手したカラーの衛星雲画像と雷分布図が正式に公開された。経済日報が伝えた。
第1陣の画像・データを初歩的に分析した結果、画像は雲と地表の様子が詳細までわかるほど鮮明だった。風雲4号の主な探査機能が全面的に検証され、総合的な探査能力は世界トップレベルに達した。第1陣の画像・データの伝送は、風雲4号と地上応用システムがマッチし、正常に稼働していることを意味する。中国の静止軌道気象衛星は、アップグレードとモデルチェンジに成功した。
国家国防科技工業局と中国気象局は計画に基づき、関連部門による衛星の軌道上試験を行っている。今年6-7月には交付される見通しだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年2月28日
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