シンガポールの一部地域に「スマートバス停」の原型モデルが登場した。バスを待つ人々はここで、面白く楽しいひとときを過ごすことができる。新華社が報じた。
これらのバス停は、シンガポール南西部にある人口島「ジュロン島」に建設された。バスを待つ乗客に対し、携帯端末充電器、無料WiFi、駐輪スペース、電子書籍ダウンロードなどさまざまなサービスを提供している。また、バス停には電子スクリーンが設置され、ニュースや天気予報などを見ることができる。各バス停に設置されている日よけ用の屋根には太陽光発電パネルが備えつけられ、バス停用の電気を供給している。これらのサービスに興味のない乗客も、ブランコで遊ぶことができる。
これらのスマートバス停の設計は、シンガポールDPアーキテクツが担当した。同事務所のデザイナーは、バス停がバスを待つスペースに留まらず、コミュニティ活動センターとしての役割も果たすことを望んでいる。スマートバス停はジュロン島で半年前に設置された。シンガポール政府は、あと半年の間にこのバス停の機能をさらに改善する計画で、いずれは全国規模で展開することを検討しているという。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年3月7日
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