常に家族と一緒に食事をすると、肥満リスクを軽減できるという研究結果があるが、米国のある最近の研究では、それには、「家族が作った料理を食べること」と「食事中にテレビを見ない」の2つの条件を満たしていなければならないことが分かった。新華社が報じた。
オハイオ医科大学政府資源センターの研究者が、オハイオ州の住民1万3000人以上の食習慣を分析したところ、家族と食事をした回数と肥満リスクには関係がほとんどみられないものの、毎回家族が作った料理を食べている人は肥満リスクが26%低下し、食事中にテレビを見ない人は、見る人に比べて肥満リスクが3%低下することが分かったという。
研究者は、「食事中にテレビを見たり、レストランで食事をしたりすると、知らず知らずのうちに食べ過ぎたり、暴飲暴食をしてしまいやすくなる。それが積み重なると、自然と体重が増える。また、デリバリーやおやつ、レストランの料理などの多くは、塩分や油が多く、自分で作った料理ほど健康的でないのは言うまでもない」と注意を呼び掛けている。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年3月15日
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