北京冬季五輪組織委員会は20日に、初めて全世界から人材募集を行うことを明らかにした。
今回の人材募集では、21種類のポストで計22人を募集する。このうち、企画・建設、施設管理、マーケティング開発、広報、財務、法律、外国語など専門分野10種類のポストで、計11人の職員を世界中から募集する。希望者は、組織委員会公式サイト(www.beijing2022.cn)から応募可能。組織委員会は、今年4月から5月にかけて、筆記試験および面接試験を実施する予定だ。
組織委員会によると、多方面にわたる人材育成計画を制定する方針だということで、冬季五輪開催に必要とされる人材を重点的に育成するほか、開催後のマンパワー配置計画を早めに策定し、スタッフサポート計画を定め、マンパワーを開催都市にとって何よりも貴重な「オリンピック遺産」とすることを目指す。
北京冬季五輪組織委員会は、2022年冬季オリンピック・パラリンピックのあらゆる準備・開催関連作業を計画・コーディネートする組織だ。組織内にはすでに、9部門と2ヶ所の運営センターが設けられており、170人あまりの職員が準備作業に携わっている。今後は、開催準備の必要に応じ、専門性と国際性、系統的思考力、専門分野の素質を備えた人材を、準備作業チームに引き続き採用していく計画だ。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年3月21日
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