中国ではハイテク時代を迎えた現在、ある条件において、年長者や教師が、若者や学生からその新しい知識やスキルを学ぶ時代を「後▲時代(▲は口へんに諭のつくり)」と呼んでいる。そして国の先鋒となり戦う企業で働く若者は現在、イノベーションが非常に重視される社会において重要な役割を果たすようになっている。あなたもその一員となっているだろうか?新華網が報じた。
恰同学少年、風華正茂(私たちは皆若く、花の盛り)
現在、90後(1990年代生まれ)世代の若者はすでに社会の舞台へ登場している。市場経済という環境下で育ったこの世代の若者は、年長者とは異なり、パワーに溢れた高学歴という際立った特徴を備えている。
家事国事天下事、事事関心(家、国、天下の事まで全てに関心を)
故郷を離れ、企業で働く若者は、両親や子供のことを最も心配しており、マイホームの購入や結婚などが若者の最も大きな悩みの種となっている。
自分自身の事だけでなく、企業で働く若者の多くは、世界の経済動向や周辺諸国との外交などにも関心を示している。国の発展において大きな役割を果たしている企業で働く若者にとって、社会情勢を正しく見極めることは、自身のキャリアの成長においても不可欠な点だからだ。
安得廣廈千萬間(安住できるマイホームを手に入れたい)
若者は現在、自身のキャリアのスタートを切ったばかりで、貯蓄もまだほとんどない。調査によると、企業で働く若者の約7割がマイホームを所有していないため、賃貸物件に住んでおり、家賃がその生活費の大きな部分を占めている。また経済面でのプレッシャーが、各年齢層の企業で働く若者が社会で直面する重圧の主な原因となっている。
為有源頭活水来(清い水は根源から流れ出る)
ある研究によると、企業で働く若者は年齢を重ね、経験を積むにつれて、さまざまな職業においてその業績も明らかに向上させている。若い従業員は企業の発展のための新たな力となり、企業発展における希望ともなっている。そのため、企業で働く若者のためにキャリアを伸ばすことのできる優れた環境を整えることが、この「後▲時代」において、国や社会が負うべき重大な責任となっている。
(編集KN)
「人民網日本語版」2017年3月28日
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