日銀総裁　AIIBを評価

日本銀行（中央銀行）の黒田東彦総裁は2日、中国が主導して創設されたアジアインフラ投資銀行（AIIB）が、アジア地域の旺盛なインフラ需要を満たしている現状について「良いことだ」と述べた。新華社が伝えた。

日本メディアの報道によると、黒田総裁は同日、横浜市での講演に際して、「アジアのインフラ需要は非常に大きい。アジア開発銀行（ADB）や世界銀行だけで需要を満たすことはできない」と指摘し、中国が主導して創設されたアジアインフラ投資銀行に多くの国が参加している現状について「良いことだ」と述べた。

黒田総裁は、AIIBがアジア地域のインフラ投資を活性化させることで、「健全な競争が促進される。経済成長も加速する」と述べた。

AIIBの参加国・地域は70に達し、日本が主導するADBをすでに上回る。（編集KS）

「人民網日本語版」2017年5月4日