ある結婚写真がこのほど、ネット上で大きな話題となっている。写真に写っている重慶の男性、劉陽(仮名)さんと彼の「外国人妻」アンナさん(仮名)は、留学中の米国から劉さんの故郷・重慶に戻り、人生で最も大切な結婚前の一大儀式であるウェディングフォト撮影に臨んだ。重慶時報が伝えた。
劉さんは、「最初は、米国でウェディングフォトを撮るつもりだったが、アンナは意外にも重慶で撮影することを強く望んだ」と話した。幼少期を米国で過ごしたアンナさんだが、彼女のハートの奥底には「東洋の魂」が宿っているという。アンナさんは、「中国の文化は非常に広く深く、悠久の歴史を誇っている。重慶でウェディングフォトを撮ることの意義は、米国で撮影するよりずっと大きい」と述べた。
アンナと劉さんが初めて会った時、アンナさんは内気そうな東洋の青年に好印象を抱いた。米国人特有の情熱溢れた気質を持ったアンナさんは、自分の方から劉さんに積極的に声をかけた。「私が彼にアプローチしたの!」と彼女は話した。米国留学中に経済学を専攻した劉さんは、活気あるウォール街に魅せられた。アンナさんの専攻は建築学で、世界各地の美しい建築物に魅了されたが、中でも最も興味を引かれたのは、中国の建築物だった。
劉さんによると、彼の外国人妻は「重慶通」だという。重慶の方言はまだ話せないが、普通話(標準中国語)は問題ない。2人は互いの愛情をさらに育むことで、異国での恋愛ストーリーに新たな一章を加えたいと思っている。学業を終えたら、2人は一緒に中国に戻り、重慶で新生活をスタートする予定という。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年5月12日
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