石岳峰さんと母親。
母の日を控え、偉大な母親たちに感謝の気持ちを伝えるため、海外に留学中の中国人学生たちの多くが人民日報を通じて、故郷の母親へ向けて心に秘めた感謝の気持ちを伝えた。人民日報海外版が伝えた。
韓国の延世大学に留学中の石岳峰さんは、「母は私の親友のような存在。喜びも悲しみもすべて分かち合ってきた。幼い頃から、母に隠し事などしたことがなかった。思い返してみても、もしこんな親友のような母の存在がなかったら、これほど早く成長していなかっただろう」とその思いを述べた。
英国のリヴァプール大学に留学中の鄭雪さんは、「英国での大学生活で自らの力で困難を解決することを学んでいる。母親のポジティブな性格は私に困難に立ち向かう勇気と力を与えてくれた」とした。
オーストラリア国立大学に留学中の王楽陽さんは留学後、「外国に留学してからというもの最も恐れているのが、実家から留学先へ戻る空港。留学のため初めてオーストラリアへ渡った時のことは今でもはっきりと覚えている。母と出国検査口で別れる時、それまでわざと余裕を装っていた二人だったか、抑えきれず涙が溢れた」と母との思い出を振り返った。
この世界で最も素晴らしい事は、私たちが成長しても、両親がまだ年老いておらず、私たちがその恩に報いることができて、両親が健康であること。この世には、あとから補えることできることと、補いようのないことがある。海外留学中の学生たちにはぜひとも時の流れの残酷さを忘れずに、どれほど遠くにいようとも、里帰りをすることを忘れないでほしい。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年5月12日
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