プクプクとふっくらした姿が愛らしい多肉植物は、近年自宅で育てる観葉植物として人気が高まっている。最近、そんな多肉植物を食材として味わおうという人々が現れているが、果たして多肉植物は食べられるものなのだろうか?
このほど「多肉植物の葉をブタ肉と唐辛子で炒めると、とても美味しい!」とネット通販サイトのタオバオ上にネットユーザーが多肉植物のレシピを公開し、多くのグルメたちがその流行に続けとばかりサラダや、ヨーグルトに入れたり、おかゆにしたり、果てはケーキのトッピングにするなど、そのバラエティーに富んだ食べ方が人々を驚かせている。
このブームでタオバオには食用の多肉植物を販売するショップが登場。販売業者は食用多肉植物の安全性に問題ないとしているが、果たして多肉植物は本当に食べられるのだろうか。江蘇省南京市中山植物園の多肉植物栽培基地の職員や専門家によると、「食べられる多肉植物はごくわずかで、毒性を持つ品種もある。そのため、食べる場合は、専門機関での検査と栄養分析を受け、主観で判断しないことが大事」とアドバイスしている。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年6月5日
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