上海国際映画祭の組織委員会は9日、記者会見を開催し、今回の映画祭の最新情報を発表。映画ファンが最も注目している上映作品の数は計500作品以上になることが明らかになった。多くの作品が上海の45ヶ所の映画館をカバーしており、上映回数は計1500回以上になるという。揚子晩報が報じた。
17日から26日まで開催される同映画祭は今年で20回目を迎えたのを記念して、組織委員会は今年、過去最多となる数の作品を世界から集め、その内容は豊富で多彩なものとなっている。常設されている「一帯一路(the belt and road)」や「SIFF TRIBUTE TO MASTERS」、「名監督の新作」、「SIFF CLASSICS」、「地球村」などの部門のほか、「中華戯曲映画」、「中国新作映画」、「建軍90周年」、「香港返還20周年」など、中国映画を上映する部門が新設された。
昨年の同映画祭の興行収入は2000万元(約3億2000万円)を超え、うち、オンラインでのチケット販売が60%以上を占めていた。チケット購入者のうち、地元上海の映画ファンが約3分の2を占め、その他の地域で多かったのは江蘇省、浙江省、北京などの映画ファンだった。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年6月12日
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