「私の夢はネット有名人になること」。「私の夢は旅行の達人になること」。「私の夢はマジシャンになること」。
あなたなら、そのような職業に就く勇気があるだろうか?
中国は今、卒業シーズンを迎えており、多くの大学生が人生で初めて仕事を選ぶというターニングポイントを迎えている。20年前と比べると、若者が選ぶことのできる職業は一層バラエティに富むようになった。
香港地区では、ミス香港や歌手、マジシャン、ネット有名人、旅行の達人など、少数派の職業に就いている人が自分の経験を通して、ありきたりの道を歩むのではなく、コンフォートゾーンから抜け出し、1歩ずつ自分の夢を計画的に実現させるよう、若者を激励している。
香港地区の女性・楊婉儀さんは大学卒業後、米国から香港地区に戻った。そして、父親のサポートを受けてミス香港大会に出場し、1995年のミス香港のグランプリに選ばれた。
「ミス香港に選ばれ、とても光栄に感じ、自信も生まれた。でも、たくさんの慈善活動に参加するなど、いろんな仕事に適応しなければならないため、大変なことも多い」と楊さん。
そして、「夢を叶えるためには、たくさん努力をしなければならない。がっかりすることもあるかもしれないけど、決して夢をあきらめてはいけない」と語る。
楊さんによると、ミス香港に選ばれるためには、チームのバックアップがとても大切という。「確かに、舞台の上で輝いているのはミス香港一人だけど、実際にはメイクアップアーティストやスタイリストなど、陰でたくさんの人がサポートしてくれている。自分だけでなく、周りの人の努力も必要」。
「大きな夢であっても、小さな夢であっても、楽しんで仕事をするべき。夢を追いかけている時は、ポジティブな考えを持っていろんな課題に立ち向かわなければならない。そうすれば、きっと自分の夢をかなえられる」。 (編集KN)
「人民網日本語版」2017年6月14日
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