華僑学校で中国語の授業を受けるブラウン氏の2人の娘(撮影:世界日報記者 李■、■は石へんに頁) |
米ニューヨーク華僑学校の中華公所(CCBA)講堂で現地時間17日、幼稚園および小・中・高校の卒業式が盛大に催され、233人の学生たちが同校を巣立った。米華字紙・世界日報の報道を引用して中国新聞網が伝えた。
華僑学校董事会の蕭貴源・董事長が挨拶に立ち、「皆さんの前には、意気揚々とした未来が開けている」とお祝いの言葉を述べた。また、「時代が青年に試練を課し、青年が時代を創造する」という言葉を引用して、精励して国家をよく治めるよう努め、前向きに物事に取り組み、夢を実現させるよう卒業生を激励した。
華僑学校の王張令瑜校長は、「卒業生の皆さんが、中国文化と優れた伝統の発揚・普及に今後も務めるよう期待している。学べば必ず得るものがある。決して初心を忘れず、母校と中国人コミュニティに成果を還元してください。華僑学校はこれまでずっと、利益追求に走ることなく、人間育成を根本方針として、中国文化の発揚を運営目的としてきた」と話した。
王張令瑜校長によると、現在、非中国系の学生が15%を占めており、彼らの間で中国語の人気は上昇の一途をたどっており、学校側は奥深い中国文化の発揚・普及をより重視していく方針という。卒業生の保護者の一人であるアフリカ系のケリー・ブラウン氏は、「2人の娘はいずれも華僑学校で中国語を学んだ。中国語と中国文化は悠久の歴史を誇り、奥深いものとなっている。娘たちは中国語や中国文化に接することで、多様化した文化に触れ、視野を広げることができた。彼女たちは時々、家でも中国語を使って会話している」と語った。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年6月21日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn