大学卒業シーズンが到来し、河南省鄭州大学の大学4年生は卒業前に恒例の「蚤の市」を開き、会場は多くの人でごった返していた。
20日に同大学を取材に訪れると、掘り出し物を見つけようと、多くの学生や地元住民が集まっており、中高年の姿も多く見られた。1000人以上が集まったこの「蚤の市」では、売り手は地面に座って古本や衣類、靴、日用品、デジタル製品などを並べて販売し、買い手は掘り出し物を探そうと商品を吟味していた。会場のあちこちでは値引き交渉をする声が絶えることなく、掘り出し物を手にし笑顔を浮かべた市民が見られた。
同大学の「蚤の市」は卒業生たちが自発的に始めた行事で、すでにもう何年も前から続いているという。「蚤の市」では、卒業生たちが自分たちの「宝物」を安値で後輩たちに譲ることで、リサイクルされており、こうしたスタイルが同大学においてすでに素晴らしい伝統となっている。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年6月23日
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