新卒向けの求人サイト「応届生求職網」は先ごろ、「大卒者就活費用調査報告書」を発表した。同報告書によると、2017年度卒業予定者の平均就活期間は3ヶ月で、平均就活費用は2600元(1元は約16.3円)に上る。平均月給は4000元以上。広州日報が伝えた。
◆平均就活期間は3ヶ月
同報告書は卒業予定者4747人を調査対象とした。同報告書によると、前年秋の求人開始から今年の卒業までの期間中、卒業予定者の54.12%が1-3月の内に就職先を決めている。また、9.08%は現在も就職先が見つかっていないと回答。
その就職活動においては企業説明会の参加が不可欠になっている。46.51%は6-10回参加したと回答し、21.02%は11回以上。便利で効率的なインターネットの普及に伴い、オンライン説明会も多くの卒業予定者の選択肢になっている。同報告書によると、オフラインよりもオンラインの説明会に意欲的と回答した割合は82.3%となった。
就活中の履歴書の平均提出数を見ると、10-30通が45.88%、30-50通が21.91%。
面接回数を見ると、6-15回が45.88%、15回以上が25.05%。
◆服装関連費用は平均1300-1500元
社会人になることを示すため、面接用のスーツを揃える人が多い。卒業予定者の服装関連費用は平均1300元で、春・秋用が中心。また男子の平均費用は女子を200元ほど上回る。
所在都市内の面接の場合、地下鉄と路線バスが依然として主要な移動手段となっている。シェア自転車の流行により、卒業予定者の17.7%がシェア自転車での移動を選択。タクシーもしくは配車サービスは22.69%。毎回の平均交通費は10元となっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年6月27日
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