中国の公衆トイレでは、トイレットペーパーが盗まれることは日常茶飯事。多くの人が、トイレに入った時に、トイレットペーパーがない状況を経験している。この事態を解決するため、福建省福州市のある公衆トイレには、人間を識別して紙を提供する新設備が導入された。上部には顔認証システム、下部にはトイレットペーパーの取り出し口がある。3秒間顔をセンサーに近づけると、70センチメートルのトイレットペーパーが出てくる仕組みになっている。同じ人は9分待たないと、再度トイレットペーパーを取ることができない。公衆トイレの清掃員によると、「新設備導入後は、トイレットペーパーの使用量が少なくとも半分以下にまで減った」という。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年7月14日
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