国内のガソリンスタンドは今年5月よりこぞって値下げに踏み切り、値下げ幅が近年最大となっている。民営のガソリンスタンドのみならず、中国石油天然気集団公司や中国石油化工集団公司傘下のガソリンスタンドも低姿勢になり、販促と値下げの大軍に殺到している。中国中央テレビが伝えた。
ベテラン業界関係者は、「シェア自転車の急成長により、短距離外出する人々がこの便利な交通手段を選択し、ガソリン消費を抑制している」と分析した。
また新エネ車産業の拡大、各地の新エネ車支援策により、新エネ車が徐々に消費者に受け入れられている。
中国の調査機関・卓創資訊の胡慧春上級アナリストは、「今年はシェア自転車の利用によりガソリン利用量が140万トン減少する。これはガソリン消費量の1.1%を占める。国も新エネ車の発展に力を入れており、ガソリンの代替効果を発揮している。そのためガソリンの消費量の増加率は、今後低下を続けることになる」と予想している。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年7月25日
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