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故宮の端門にガラス製風除け、主体構造への影響はなし

人民網日本語版 2017年08月04日09:54

北京中建建築設計院はこのほど北京の人気観光スポットである故宮の端門の風除け用のガラス製壁工事の設計図が完成したことを明らかにした。同院によると、端門の城台ではしばしば展示イベントが開かれるが、風除け用のガラス製壁を設置することで冬の冷たい風という問題を解決できる。また、実用性が高いだけでなく、現代的なデザインと故宮のクラッシックな建物との完璧なコラボも実現しているという。 北京青年報が報じた。

風除け用のガラス製壁は端門の城台の南側にある入口部分に設置され、長さ8メートル、幅2.5メートル、高さ5.9メートル。鉄骨とケーブルで支える構造で、壁にはウルトラクリアガラスが採用される。ガラス1枚の幅は0.95メートルで、高さは5.4メートル。ガラスには、「故宮博物院」という五文字が刻まれる。この設計図が最近完成した。

同院によると、風除け用のガラス製壁は、端門・城台の建物のエントランスフレームの中に収め、今ある建物とは連結されない。そのため、端門・城台への負担が減り、その主体構造や、基礎への影響は全くない。透明のガラスを壁に採用することで、見学する際の妨げにもならず、建物の全体的な見栄えに対する影響も最小限に抑えられている。

関係者によると、同プロジェクトは現在、施工段階に入っているものの、設計に修正が加えられる可能性もまだあるという。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年8月4日

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