四川省九寨溝県から撤退する観光客たち(撮影・劉忠俊)。 |
8日午後9時19分、四川省アバ・チベット族チャン族自治州九寨溝県でマグニチュード(M)7.0の地震が発生。現時点で、九寨溝県■扎(■はさんずいに章、ヂャンジャー)鎮に観光客約3万5000人が残されていることが分かっている。9日午前7時30分、四川省政府新聞弁公室が取材に対して明らかにした。中国新聞網が報じた。
現在、残された観光客を撤退させる準備が進められており、ツアー客や自動車で来ている観光客は甘粛省文県や四川省綿陽平武県から順次撤退する。その他の観光客は統一して手配された車両に乗って、綿陽市平武県から順次撤退することになる。9日午後6時までには、全ての観光客の撤退が完了すると見られている。
9日、観光客は四川省九寨溝県から順次撤退する。8日に発生したM7.0の地震の震源の深さは20キロと推定されている。中国国務院抗震救災指揮部が、国家2級地震救助緊急時対応措置を講じている。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年8月9日
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