中国鉄路総公司(中鉄総)の劉振芳・副総経理は、このほど寧夏回族自治区銀川市で開催された「2017年中国-アラブ諸国高速鉄道分科会」において、中国での高速鉄道列車の運行本数が1日平均4千本に達していることを明らかにした。新華社が伝えた。
劉副総経理は、「現在、中国全国における高速鉄道列車の運行本数は1日平均4千本で、輸送客数は約460万人、安全運行距離は50億5千万キロメートル以上にそれぞれ達している。2016年、全国の高速鉄道の定時出発率は98.8%、定時到着率は95.4%にそれぞれ達した。高速鉄道車両の安全輸送客数は累計延べ60億人以上を上回っている」と紹介した。
高速鉄道の乗客の利用体験を改善する目的で、中鉄総が「インターネット+」にもとづき構築した「スマート鉄道」は、ますます多くの乗客から好評を博している。現在、オンラインによる乗車券の販売率は60%を上回り、乗車券セルフ検証・受領、スマート改札、ロボットによる問い合わせ対応、アプリによる情報検索、予約サービス、駅・車両内WiFiなどの一連の新サービスを開始し、乗客の利用体験向上に努めている。このほか、中国鉄道は、高速鉄道ネットワークとインターネットの「ダブルネットワークの融合」を推進しており、高速鉄道の市場競争力の向上・強化を図っている。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年9月11日
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