北京の信号機のスマート化が進んでいる。道路状況に基づき自動的に時間を調節する「スマート信号機」が近い将来、私たちの生活に進出する。オンライン地図サービスの百度地図は14日、北京市交通管理局と、双方が作成した信号機によって交差点の道路状況を観測する、中国初のプラットフォームの運用スタートを発表した。北京晨報が伝えた。
人工知能(AI)技術により、百度地図と北京交通信号システムは広範囲の「秒級データ相互接続」を実現した。北京地区の信号機は従来の人工観測から遠隔プラットフォーム化観測に変わることになる。これにより交通管理局は信号機を適時調整し、信号付交差点の渋滞の分刻みの発見を実現し、交通渋滞を解消できる。
百度地図スマート交通事業責任者の厳孫栄氏によると、スマート信号機は三つの段階に分かれる。第1段階は観測と評価で、道路通行能力の量的評価を全面的に観測・制御する。第2段階は相互接続で、百度地図スマート信号機研究・判断プラットフォームは交通警察信号制御システムと直接つながる。プラットフォームが分析したリアルタイムの結果を信号調整時の参考データとし、信号機の運行をリアルタイムで調整する。第3段階はスマート信号機だ。AI技術を導入し、信号機の運行中に自動的に問題を発見し、リアルタイムで調整する。こうして全面的なスマート制御を実現する。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年9月15日
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