中国の崔天凱駐米大使は現地時間15日、朝鮮半島情勢について国内外のメディアのインタビューに応じた。崔大使は「朝鮮半島核問題における中国の立場は是非がはっきりとしており、終始一貫している。中国は朝鮮半島の非核化実現に終始尽力し、一貫して国連安保理決議の全面的で完全な履行に最大限の努力を尽くすとともに、平和的交渉による問題の解決推進に尽力している」と表明した。中国中央テレビ(CCTV)のニュースアプリが伝えた。
崔大使は「中国側に一層の圧力をかけ、さらには双方の経済・貿易関係を妨げる事をすべきだと鼓吹する人がいるが、これは安保理決議の曲解・乱用であり、中米関係全体を損なうものでもある。中米の経済・貿易関係は互恵・ウィンウィンだ」と指摘。
「中国が朝鮮を核保有国と認めることはない。朝鮮半島核問題をしっかりと解決する中国の決意は揺るぎないものだ。核兵器が朝鮮に安全をもたらすことはない。同様の論理は日韓にもあてはまり、核兵器が彼らに安全をもたらすことはなく、地域情勢を悪化させるだけだ。各国が共に問題の厳粛さをはっきりと認識することを希望する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年9月18日
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