今年の国慶節(建国記念日、10月1日)・中秋節(今年は10月4日)大型連休が近づき、中国各地の高速道路の交通量が激増すると予想される。中国公安部(省)交通管理部門と地図アプリ国内大手「高徳地図」は26日、「2017年国慶節外出安全ガイド」を共同で発表し、過去の国慶節連休交通ビッグデータと今年の交通混雑・渋滞状況予想を組み合わせ、連休中の全国高速道路運行状況を予測すると同時に、国慶節・中秋節連休中の外出時の安全に関するヒントを多くの国民に提示した。中国青年網が伝えた。
予測によると、混雑・渋滞は10月1日にピークを迎え、全国高速道路の渋滞距離は普段の4倍に達する。同ガイドは、「時差外出」を人々に呼びかけており、出発日程を10月2日と3日に、帰宅日程を10月7日と8日に、それぞれ調整するよう勧めている。また、外出する際には、公安交通管理部門による管理コントロール措置やリアルタイム道路状況などの情報に注意し、ピーク期の走行をできる限り避け、交通ルールを守り、渋滞する道路をできるだけ避けるよう促している。
今回の「ガイド」には、安全運転支援情報も掲載されている。事故が発生しやすい高速道路区間のうち、広東省、江蘇省、河北省、山東省、四川省が道路事故発生区間トップ5省で、全体の35%を占めた。G15沈海高速(広東)道路は、事故発生率が最も高い高速道路区間となった。
また、10月1日に運転疲労が起きやすい全国の高速道路トップ10は、広東省、江蘇省、北京市に集中している。広東省の広州-清遠線、広州-韶関線、江蘇省の無錫-安徽線はいずれも、運転疲労が最も起きやすい道路で、国慶節連休中にこれらの道路を走行する予定のドライバーに対し、サービスエリアでできるだけ休憩を取るよう注意を促している。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年9月29日
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