消費者金融サービスプラットフォームの百度有銭花がこのほど南京大学紫金伝媒研究院、■(そうにょうに干)集網、清研智庫と共同で発表した2017年版「新ブルカラー教育消費行動調査報告」によると、1995年以降に生まれた95後が多数を占める新ブルーカラーが、社会の発展を導く中堅パワーの一部になっているという。「北京晨報」が伝えた。
新ブルーカラーとは、従来のブルーカラーに比べ、従事する産業がサービス専門の産業に徐々に移行し、体力と知力が結びつく傾向のある労働スタイルを指す。技術力が相対的に高く、収入も学歴も従来より高い。仕事探しのスタイルをみると、■集網をはじめとするオンライン就職プラットフォームがより好まれている。
同報告によれば、北京、上海、広州、深センなどの都市のスポーツジムのコーチ、不動産ブローカー、美容師などは月収が1万元(1元は約16.9円)以上の高所得層の仲間入りをした。一線都市の高級クラブのジムプライベートコーチなら2万元から5万元に達し、不動産ブローカーの最高月収は2万元を超え、美容師は1万元以上、中華料理や西洋料理のシェフも1万元に迫る。
同報告は、95後の新ブルーカラーは学歴水準、技能訓練の重視、後払い消費の観念などで従来のブルーカラーとは大いに異なると指摘する。新ブルーカラーで職業教育を受けたいとした人は86.5%に達し、約半数が学費をローンで支払うという。
仕事の技能を高め、就職の機会を増やし、収入を増やすことが新ブルーカラーの職業教育・研修選択の3大動機だ。レストラン産業の場合、研修を修了したシェフは研修に参加したことがないシェフより、平均収入が66.7%高い。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年9月26日
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