山東省青島市で開かれた、2017年度の世界華人医師協会年次総会において、中国科学院の赫捷院士は中国のがん発症率には近年、大きな変化が生じていることを明らかにした。新華社が伝えた。
赫捷院士は、「1970年代に発症率と死亡率が高かったのは、胃がん、食道がん、肝臓がん、子宮頸がん、肺がんだったが、90年代には肝臓がんと肺がんが上位を占めた。華北・東北・華東・華中・華南・西南・西北という7大地域で近年実施された統計によると、中国人男性の腫瘍発生率が高いのは肺がん、胃がん、肝臓がん、食道がんなどで、女性は乳がん、肺がん、直腸がん、胃がんなどとなっている。死亡率には一定の差があり、男女の死亡率が最も高いのは肺がん、2位は胃がん。女性の3位は食道がん、男性の3位は肝臓がん。また高齢化に伴い、中国のがん発症率が徐々に高くなっている」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年9月27日
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