春節(旧正月、今年は2月16日)の訪れとともに中国医学科学研究分野に朗報がもたらされた。浙江大学の胡海嵐氏が率いるチームがこのほどうつ病の研究で重大な進展を実現した。ネイチャー誌は15日、同チームの研究論文の長編2本を掲載し、うつ分子にスピーディーに抵抗する作用のメカニズムを明らかにした。これにより、うつ病の発症メカニズムへの認識を掘り下げ、うつ病治療の新薬の開発に多くの新たな分子ターゲットを提供している。新華社が伝えた。
現代社会において、うつ病は人々の暮らしに影響を及ぼす最も深刻な精神病の一つになっている。世界における発症率は11%にのぼる。同研究は、脳の特殊部位の特殊な放電方法とうつ病の関係を発見した。外側手綱核の特殊な放電方法(クラスタ状)が、うつ病発症の十分な条件であることを初めて解明した。
ネイチャー誌の編集者はこの一連の重大な進展を高く評価。ネイチャーと並ぶトップクラスの学術誌であるサイエンス誌は、この研究に関する評論文を掲載した。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年2月22日
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